犬が吐いた時に血が混じる原因とその対処法は?病院にいくべき?

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かわいい愛犬が吐いたものの中に血が混じっていたら、本当に慌てますよね。

  • 原因は何?
  • 対処法は?
  • 病院につれていくべき?

色々なことを考えるのではないでしょうか?

筆者にはまだそのような経験はありませんが、もしも愛犬・桜が血の混じった嘔吐物を吐いたりしたら気が動転してパニックになってしまうと思います。

 

でも本当は、こんな時こそ落ち着いて対処することが大切なんです。

 

そこで今回は愛犬が血を吐いたときに慌てずにすむように、血を吐く原因や応急処置などの対処法を調べてみました。

これを読んであまり慌てずに対処してくださいね!

 

愛犬が血を吐いてしまったときに考えられる原因や対処法は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「愛犬が前触れもなく吐いて、その中に血が混じっていた!」

そんな経験はありませんか?

 

単に食べたものを吐くだけなら、それほど問題ではありません。

食べ過ぎやストレスなど一過性の原因であることも考えられるからです。

しかし、吐いたものに血液が混じっている時は何らかの病気が疑われます

犬が吐いたものに血液が混じっていた場合は、まずはどこから出血したのかを突き止めましょう。

血液の色によって出血した部位を判別する方法を紹介します。

 

吐いたものの中の血の色の違いについて

犬の嘔吐物に血が混じっていた場合は、まずは血の色をよく観察して下さい。

嘔吐物に混じっている血の色によって、どこから出血したのかがおおよそ分かるからです。

消化器からの出血の場合は吐血呼吸器系からの場合は喀血といいます。

原因が違いますので、まずは吐血か喀血かをしっかりと見分ける必要があります。

 

喀血は、器官や気管支、肺などの呼吸器からのもので、咳などと一緒に起き真っ赤な色で泡沫と一緒に出てきます

それに対して吐血は、食道、胃、十二指腸などの消化器系からの出血なので、胃液と混合されることが多いです。

その他にも、

  1. 粘膜が傷ついているとき…暗赤色黒褐色の血が混じっている
  2. 食道などの部位に炎症があるとき…薄赤色の血が混じっている

のように、出血の原因によって吐いた血の色が変わります。

愛犬が吐いた血の色が何色だったかよく観察しておきましょう。

獣医師に血の色を正確に伝えることで、素早く適切な検査や治療を受けられる可能性が高まります。

 

犬が吐血をしたけど元気がある場合に考えられる病気は?病院にいくべき?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬が吐血しても元気があるなら、口の中から出血している可能性が高いと思われます。

出血の原因として考えられるのは主に歯石口内炎です。

歯石がついていると固いフードなどを噛んだときに歯がぐらついて、歯肉から出血をすることがあります。

もっと進行すると歯が抜けてしまって、さらにたくさんの出血をすることがあるので、早めに治療することをおすすめします。

 

また、口の中でできた腫瘍が出血していることもあるので要注意です。

口の中でできる腫瘍には、扁平上皮癌、黒色腫、線維肉腫、エプリス(歯肉腫)などがあります

エプリス以外は悪性です。

これらを噛んでしまうと出血も起きますし、大きくなりすぎると自壊してしまい、出血がおこることがあります。

腫瘍ができると、口からの出血のほかに次のような兆候が見られます。

  • 愛犬がどこか痛む様子を見せる
  • 顎に腫脹(腫れ)が見られる
  • 食べにくそうにしている
  • 口臭がきつくなる

愛犬が口から出血したときには同時にこれらの兆候が見られないかにも気を配り、吐血が続くようであれば獣医師の判断を仰ぎましょう。

 

犬が吐血して元気がない場合考えられる病気は?病院にいくべき?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬が吐血して元気がない場合一体どんな病気が考えられるのでしょうか。

吐血して元気がない場合はやはり何か体に異常がある可能性が高いです。

その可能性について見ていきましょう。

 

急性胃炎

胃が炎症を起こす病気です。

※原因・・腐ったものを食べたり、毒物を食べたりした時に急性胃炎を起こしてしまいます。

腐ったものを食べた際、細菌などが胃に入りいろいろな病気を発症する場合もあります。

キョウチクトウ、ポインセチア、ヒヤシンスや水仙など愛犬たちにとっての毒物を食べてしまうと中毒症状を起こして胃炎になってしまいます。

 

※症状・・繰り返しの嘔吐ですが水を飲むたびに嘔吐しますので脱水症状を起こしてしまいます。

犬がいた周辺に何があったのか、嘔吐する前に何を食べていたのか、そのようなことを確認しましょう。

 

治療法は?

24時間の絶食と絶水です。

24時間、様子を見て、治療を開始します。

異物を飲み込んだ場合、吐かせるべきかどうかなどの対処を考えます。

主に食塩水で吐かせますが中には吐かせないほうがよいものもありますので、獣医師の判断に従いましょう。

出血をしている場合には、輸血が必要になりますがこれも出血の具合により判断されます。急性胃炎は何を飲み込んだかにより治療法が変わってくる病気です。

 

胃潰瘍

胃の粘膜が傷ついて一部が破壊されてしまう病気です。

※原因は犬の場合、以下のことが原因で発症することが多いです。

  • 肥満
  • 腫瘍
  • 腎不全

 

ですが、直接的な原因はまだ不明です。

嘔吐と吐血の症状があり、血便や発熱、腹痛を伴うことも多いです。

嘔吐物に血液が混じる場合には黒っぽいコーヒー色をしているのが特徴ですが、これは血が古いためです。

治療法は?

原因になっていると思われる病気の治療をします。腫瘍ができている場合には手術で切除をします。

また、胃酸からの刺激を抑えるために、胃酸を抑える薬を飲みます。

 

気胸

胸の中に空気がたまる病気です。

胸腔の中にある肺が事故などによる外傷によって傷ついて空気が入り、肺が正常に機能を果たせなくなることが原因で起こります。

また肺炎や気管支炎で気胸になることもあります。

※症状は、呼吸困難やよだれ、喀血や吐血があります。

胸がとても痛いために、触られることを嫌がりますのでそのような場合には無理には動かさないほうがいいでしょう。

対処法は?

症状が軽い場合には、犬を安静にして様子をみておきましょう。

重い場合には針などを使用して、胸にたまった空気抜く作業をします。

またそれに合わせて気胸の元となった病気の治療をします。

いずれにしても獣医師の判断を仰ぐ必要があるので、病院につれていきましょう。

 

腫瘍が破れた場合

腫瘍があるだけでは出血はおきませんが、大きくなって一部が破れたりすると多量に出血をします。

腫瘍は大きくなるために、栄養血管という血管が発達をしていきます。

腫瘍が一部破れてしまうと。血液を供給している血管が太いために出血量も多くなります。

この場合はすぐに病院に連れて行って処置をしてもらいましょう。

 

異物を飲み込んだ場合

犬が異物を飲み込んだ際に、口の中をケガをして吐血する場合があります。

特に先がとがった串状の棒やジャーキーなどは危険度が高いと言えるでしょう。

直前まで元気で食欲があったのに、何かを食べた直後に起こる出血の場合にはとても注意が必要になります。

またチョコレートや玉ねぎなどを食べてしまった場合も喀血する可能性があります。

 

今一度、家の中を見渡して愛犬にとって危険なものはないか、あったら手の届かないところに片付けるようにしてください。

さらに、何か異物を飲み込んだ時に口の中を損傷していないか、事故にあっていないかなどを確認しましょう。

異物を飲み込んだ場合は、ものにもよりますが、手術を受けて取り除かなければいけない可能性もあります。

我が家でも以前異物を飲み込んで手術しました。

様子を見て病院につれていきましょう。

 

止血異常

止血に係わる血小板という物質が自分の抗体によって異物と認識され、消化器だけでなくいろいろな臓器から出血がおこることがあります。

非常に症状が激しく大量の吐血があります。

止血異常症の1種であるフォンビルブランド病は、以下の犬種に多いと言われています。

  • トイプードルなどのプードル
  • シェットランド・シープドッグ
  • スコティッシュ・テリア
  • ドーベルマン・ピンシャー
  • バーニーズ・マウンテンドッグ
  • ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

フォンビルブランド病は遺伝性疾患なので、親犬がフォンビルブランド病の場合は子犬にも遺伝している可能性があります。

 

鼻や肺からの出血の場合

重度の鼻炎や鼻腔内腫瘍がある場合に、血がのどから逆流して、血を吐く場合があります。

また重度の心臓病で肺から出血をしてしまうこともあります。

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愛犬が吐血で突然死することもある?

 

 

 

 

 

 

 

 

少し前まで元気だった愛犬が、吐血をした後、突然死をしてしまうことがないわけではありません。

突然死をしてしまう原因はいろいろあります。

  • 失血性ショック・・何らかの原因で、消化器官から大量出血をしたため失血性ショックを引き起こします。
  • 血栓症・・ウィルス感染、心臓疾患やフィラリア症などが原因でおこることがあります。
  • 急性膵炎・・消化器系の病気で重症度の高い病気です。肥満傾向の犬は要注意だといわれています。
  • 誤嚥性肺炎・・食べたものや飲んだものが誤嚥したことで、肺が炎症をおこし肺炎を引き起こしてしまいます。
  • 胃拡張・・胃の中が空気で膨らんでしまい、体の中のほかの臓器を圧迫してしまって、呼吸困難や出血を起こしてしまう病気です。
  • 腎不全・・何らかの原因で腎機能が働かなくなってしまい、体内に入った老廃物の排出ができなくなる病気です。
  • 肝不全・・何らかの原因で、肝機能が働かなくなり、毒素の分解ができなくなる病気です。
  • 中毒・・中毒性のあるものを食べてしまったことが原因で、多機能不全に陥ってしまいます。

 

元々持病を持っているならば、その病気から推察できることもあります。

しかし、それまでは普通にしていた犬が突然死んでしまった場合、その原因を本当に明らかにするには解剖するしか方法がない場合があります。

 

吐血と一緒に別の症状がある場合は?

犬が血を吐いてしまったのなら、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

ここでは連れていくまでの自宅でできる対処法をご紹介します。

 

吐血と咳

吐いた血がのどから逆流しないように体を支えて顔を下に向くようにしてください。

また口は閉じないようにしていてください。

 

吐血と嘔吐

吐いたものでのどを詰まらせないように、顔を下にして向かせてあげましょう。

できれば口の中をきれいにしてあげましょう。首輪や洋服もはずします。早めに動物病院へ行きましょう。

 

吐血と痙攣

吐いた血が逆流して気管支に入るのを防ぐために顔を横向きにしてあげてください。

可能な限り、時間や、何をしていたか、おさまった時の様子などを記録しておいて病院で報告しましょう。

 

吐血と下痢

犬の体にはかなり負担がかかるし脱水症状も起こしてしまうかもしれないので早めに動物病院へ連れていってください。

その際には、下痢便も乾かないようにビニールに入れて持っていてください。

 

こんな症状に気を付けよう

最近、うんちが黒っぽいと思ったら要注意です。

消化管、特に小腸でじわじわ出血があっているのかもしれません。

 

愛犬の様子はどうですか?目は生き生きしていますか?

いつも通りごはんは食べてくれますか?

 

肛門近くで出血をすると、真っ赤な血が出ますのでわかりやすいですが、胃に近い小腸あたりで出血がおこると見えない分、非常に分かりづらくなります。

毎日うんちの色を気にしてください。そうしたら血を吐いてもおおよそのことがわかります。また舌や歯茎の色にも気を付けてください。

 

応急の処置の仕方と予防ケア

吐血をしたり喀血をした際にはできるだけ動物病院を受診しましょう。

ですが時間外だったりしてすぐに病院を受診できない場合もあるかもしれませんので、その際の応急処置をご紹介します。

 

半日~1日程度の絶食をすること

1,2回程度の嘔吐があって元気もある場合は、軽度の胃腸炎の場合があるので、半日から1日程度の絶食をしてみてください。

吐くのがとまらず、元気がなくなっているような時には動物病院を受診しましょう。

繰り返し吐血する場合はすぐ病院へ

原因が腫瘍である場合には吐血も何回も起きることが多いですので、自宅での応急処置で吐血を止めることは難しいです。

すぐに救急の動物病院を探してでも受診を急いでください。

口の中の異物は取り除いておく

口の中に何かが刺さっている場合には取り除いて、圧迫をして止血をするようにしてください。

また異物による吐血の場合には症状が急変することがあるようです。

原因がわかっている場合、形によっては無理に吐かせると消化管を傷つける可能性があるので、すぐに獣医師に見せましょう。

体のほかの場所の異常を確認する

止血異常による止血の場合、体のほかの部位にも異常がみられることがあります。

体に紫の斑点があったり、血尿があったりします。

歯茎や舌の色が普段より白っぽく見えることもあります。止血異常は緊急疾患ですのですぐに病院を受診しましょう。

 

呼吸が苦しそうならすぐに病院へ

鼻や肺に原因がある場合、喀血する以外にも呼吸が苦しいなどの症状があることが多いです。

症状も重篤なことが多いため、すぐに動物病院へ行きましょう。

 

まとめ

犬が吐血するさまざまな症状について紹介をしてきました。

吐血はその吐いた血の色でさまざまなことを語ってくれます。

吐血をした際にはできるだけ早く獣医師に診せることが、大切な愛犬を救うことにつながります。

最近では夜間診察してくれる病院もずいぶん増えてきましたので、すぐに連れていってくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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