犬と海外渡航準備や注意点は?ロシアから日本へ連れてきた経験…検疫が厳しい?

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皆さんこんにちは、今回は「犬と海外渡航準備や注意点は?ロシアから日本へ連れてきた経験…検疫が厳しい?」についてです。

  • これから日本より海外旅行を計画されている方。
  • 家族で海外渡航を真剣に考えていられる方。
  • それとも私のように長い海外生活を終えて、帰国を考えられている方。

引越しの準備、新しい家、仕事、学校、などを考え、計画を立てることでかなりストレスがたまりますよね。

「愛犬を同行したい!」「絶対連れて行く!」と最初は確信持っていたものの出国手続き、入国手続き、検疫、書類準備などで途方にくれていませんか?

 

もしかして「無理かも…」なんて弱気になっていませんか?

そんなあなたに、私の愛犬ハチ公とディクシーがロシアから日本へ本帰国した時のお話をさせてください。

諦めないで頑張れば、絶対道は開かれます!

 

ロシアから日本へ連れてきた私の経験

私はロシアから日本へ愛犬を連れてきたのですが、その時に遭遇したトラブルなどを書いていきます。

是非参考にして下さい。

航空会社が見つからない!?

絶対諦めない!

私はロシアに10年住んでいました。6年はシベリアで、4年はモスクワで。

シベリアにいる時私は犬を2匹買いました。

両方60kg超える超大型犬です(飼い始めた時はムクムクの可愛い子犬でしたよ)。

 

特にシベリアでは治安があまりよくなかったので、彼らは私のボディーガード兼ハウスガードマンとして立派に任務を果たしてくれました。

故郷から遠く、冬は温度−40℃にまで下がる厳しいシベリアでの生活でハチ公とディクシーは私に多くの慰めと癒しを与えてくれました。

今年、ロシアでの長い生活に別れを告げて、本帰国することに決めました。

 

実は2−3年前から帰国はしたかったものの、ハチ公とディクシーとの同行が可能になる方法が見つからなかったのです。

それで私は一時、帰国そのものさえ諦めかけました。

帰国したい気持ちは山々でしたが、絶対しないと自分の中で固く決心していた事は、ハチ公とディクシーは絶対置いていかない。

病気になっても、いくらホームシックになっても、ハチ公とディクシーを置いて行くことだけは考えられませんでした。

 

ハチ公、頑張れ!

ディクシー、ファイト!

超大型犬を受け入れてくれる航空会社、貨物会社が見つからない!

色々な飛行会社、貨物会社にあたってみました。

 

しかし、私の犬は両方オーバーウェイトだったのです。

ハチ公は64kg、ディクシーは61kgです。クレートの重さを入れると1匹につき、80kg以上…。

しかも知らない人には絶対体をさわらせないし、獰猛にさえ見えます(見えるのではなくて、獰猛なのです。何しろボディーガードしていましたから)。

プラス、出国しようとしていた国がロシアだった、ということでハードルがもっと高くなった気もしました。

でも私がいつも自分に言い聞かせていた事は:
-Where there’s a will, there’s a way-
(意欲があるところには道がある)

…道が見つかるまで諦めないぞ!

 

血液検査ができない!

犬を運んでくれる貨物会社、飛行会社どころか、実は私は日本に入国する際に必要となる血液検査をしてくれるところに連絡が取れないまま2年過ぎていました。

ロシアは日本の指定地域以外 となっています。

指定地域以外になる国からペットを輸入する場合以下のことが求められます。

  • 採血を行う
  • 日本の農林水産大臣が指定する検査施設に血液を送る
  • 狂犬病に対する抗体価を測定してもらう

 

私は指定されたはずの検査施設に何度も電話をかけましたが、応答なし。

 

いえ、実際受話器は取ってくれたのですが、質問をする前に切られてしまいました。

メールも送りましたが返答なし。

窓口に行っても相手にしてくれませんでした…。

条件を満たさないまま入国すれば動物検疫所の係留施設で180日間もの検査を受けることになります。

 

最悪の場合輸入が認められないことさえ考えられるのです。

ロシアから犬を日本に連れて帰った方の経験とアドバイスを求め毎晩ネットで情報を探しましたが、あいにく超大型犬を連れて帰った方の経験話には巡り会えませんでした…

でも色々見て分かったことは、 愛犬やペットと一緒に帰国した方がたくさんいるということ。

みんなそれぞれいっぱい苦労されたけど諦めなかったということ。

 

一人ではない!と自分を励ましたものです。

ロシアは書類好き、しかも気まま。

ロシアに滞在されたことがある方はご存知だと思いますが、ロシア人は書類が大好きです。

〇〇許可を申請するための書類作成。

 

この書類を申請したことを証明する書類作成。

書類が偽物ではなく、本物だということを証明する書類作成。

書類を提出している自分が自分であることの証明作成…

リストは続きます。

 

しかも、よくあることは、申請する場所、いえ、同じ分野関係の同じ建物の中で働いている人にでも、時と場合によって要求する書類が変わってくるのです。

何が言いたいかというと、私はしっかり書類を準備できるか否かが心配でした。

こっちの人に昨日はこう言われても、あっちの人には今日違うことを言われる可能性が十分あるというわけです。

 

これは私が10年ロシアに住んでいて手がけた時に嫌という程経験をしたことです。

  • 外国人登録
  • 短期、長期滞在ビサ申請
  • 運転免許証
  • 車、住居の売買

自分で一生懸命いくら努力しても、いくらきちんと準備したつもりでも、もし受け付けてくれないとか、無理だとか言われたらどうしよう。

心配でなりませんでした。

輸送してくれる航空会社が見つかる

なんとなく気が重く、なんとなく暗〜い日々でした。

巡り会えたPetRelocation

そんなある日、祈りが叶えられたのです。

偶然アメリカにあるPetRelocationという会社のウェブサイトを見つけました。

 

この会社は世界中どこからどこへでもあなたの愛犬だけではなく全てのペットの運送をサポートする素晴らしい会社。

多くの飛行会社から預かりを拒否されている短頭種犬(ブルドッグなど鼻の長さが頭蓋骨の長さの幅に比べ短い犬種)の運送さえも可能にしてくれるのです。

ウェブサイトを一通り読んでから、私はもしかしたらこの人たちが力になってくれるのではと祈りながら早速Eメールを送りました。

 

次の日に早速返事が来ました。

そして愛犬たちとの本帰国が可能だということが知らされたのです!

嬉しくてその日はいてもたってもいられませんでした。

 

国際電話までしていただき、私の心配事、質問、犬たちの性格など、聞いてくれました。

またハチ公とディクシーの海外渡航の準備について手短にどんな流れになるか話してくれました。

その晩、私は思いっきりお祝いをしました(自分にはご苦労様、犬にはよかったねとー笑)。

 

準備開始~準備の内容は?

次の週から早速ハチ公とディクシーの海外渡航の準備を始めました。

まず私の方から担当となったセラさんに以下のものを送りました。

  •  現住所(モスクワ)
  •  新住所(日本)
  • 犬の寸法(下の図のようなものを作成しました)
  •  犬の写真

24時間以内にセラさんからこれからの手続きの流れ、費用などの連絡がすぐ届きました。

 

ハチ公とディクシーの場合、準備、経過は以下のようなものでした。

  • 犬の大きさに合わせカスタムメイドされたクレート二つの納品
    150cmx80cmx115cmと130cmx70cmx110cm)
  • 動物病院へ行き健康診断と狂犬病抗体検査(血液検査)
    (PetRelocationスタッフはロシア、モスクワにもいてなんとご夫婦で獣医さん!血液検査を私のことを相手にしてくれなかった指定検査施設で行ってくれます!
  • 日本国用に犬の健康診査証明書作成
  • 現住所から出発飛行場までのお迎え
  • 出国手続き
  • 飛行機に乗るまでの手続き
  • 東京成田空港での出迎え
  • 入国手続き
  •  動物検疫所でモニタリング
  •  ペットホテルで一晩
  • 新住所までの運送
  • 手渡し

私の役目?特に何もないです(笑)。

同じ飛行機に乗って、(ちなみに私はシェルメーテヴァ空港からAeroflotでの帰国となりました)1日早く家について、次の日ハチ公とディクシーを迎えたわけです。

心配はありません。

PetRelocationさんの方からこまめに写真、Eメールなどで現状をアップデートしてくれます。

一緒にいたい気持ちは山々ですけど、許されないので我慢するしかありません。

 

手続きはPetRelocationさんと連絡を取り始めてからちょうど半年かかりました。

血液検査をして、結果が届くのにこれくらいかかるのです。

 

費用は?

気になるのが費用ですよね。

私の場合、費用は以下のようになりました。

費用は合計12,273.76ドル。

およそ140万円。

はい、かなりかかりました。

 

しかし私はやっと一緒に帰れる方法がみつかったという喜びと、「絶対置いていかないよ」と固い約束をハチ公とディクシーと交わしたので悩むことはありませんでした。

(その代わり、しばらく節約の日々が続きましたー笑)

*ちなみにもし飛行機の乗り継ぎが必要な場合は、きちんとトイレ休憩、散歩さえ連れて行ってくれるそうです。

写真などであなたにアップデートしてくれます。

 

犬と海外渡航準備や注意点は?

あなたと愛犬の出発地と目的地は私とは違うかもしれません。

今回の海外渡航で必要だった準備と注意点をあげて見ます。

  • マイクロチップ埋め込み済みですか?
  • 狂犬病予防注射を二回以上していますか?
  • 飛行会社、あるいは貨物会社と連絡済みですか?
  • 現在持っているクレートは承認されるクレートですか?
  • 輸出前検査はどこで、いつするか決めてありますか?
  • 輸出国の証明書などは取得済みですか?

出発地、目的地によって、準備する書類が変わってきます。

あなたにどんな書類が必要か、ここで確認してください。

もちろんご自分で書類作成と準備などができるのであれば、節約できます。

でも、私のようにちょっとでも悩んだり、自信がない方、ぜひぜひPetRelocationさんに連絡を取ってみてください。

相談だけでも快く引き受けてくれます。

精神的にも大きなサポートになってくれます。

 

まとめ

どうでしょうか?

悩んでいたあなたの背中を少しでも押してあげることができたでしょうか?

最後に、愛犬を一緒に連れて行こうか、否か悩んでいるあなたへ私から一言…

絶対置いていかないで!

現地で仲のいい友達に預ける、それとも責任を持ってくれる動物保護センターで新しいオーナーを探してもらう…

仕方がないから、なんて思っていませんか?

あなたの愛犬は家族の一員です。

あとあとまで後悔する様な事はしないでください。

愛犬は置いて行かれたと理解する事はできず、死ぬまであなたを待っています。

飼い主さん、帰国犬、ファイト!

 

以上、「犬と海外渡航準備や注意点は?ロシアから日本へ連れてきた経験…検疫が厳しい?」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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